光回線プランニング

WiMAXや光回線について詳しく紹介していきます。

今話題のWiMAXとはどういったものなのか

外出先でネットがうまく繋がらないという経験をお持ちではないでしょうか。 WiMAXの魅力は、インターネット回線無しで、家の中はもちろん外出先でも高速通信が利用できることです。 WiMAXのメリットやキャンペーン、契約方法などをご紹介します。

WiMAXとポケットWiFiの違い

外出先で動画やゲームを楽しむ人が増えています。外出先でもインターネットを楽しみたいという人に便利なのが、WiMAXやポケットWiFiです。 外出先でも利用可能なモバイルWiFiルーターであるWiMAX、ポケットWiFiですが、両者の違いがよく分からないという人も多いかもしれませんね。

WiMAXとは

WiMAXは、KDDIグループのUQコミュニケーションズが提供する、携帯可能なWiFiルーターです。 最新のWiMAXの速度は、下り最大708Mbpsという超高速が魅力となります。

WiMAXの特徴

外出先でもインターネットが利用できます。 WiMAXルータースマートフォンほどの大きさで、カバンやポケットに入れても気にならないくらい、持ち運びにとても便利です。 また、WiMAXの電波の届く範囲なら、場所を選ばずパソコンやスマートフォンタブレットからインターネットを利用できます。

複数の機器を同時にインターネット接続できる

WiMAXルーターを1台用意すれば、複数台のパソコンやスマートフォンを最大10台まで接続できます。 複数人と同時にインターネットの接続ができるので、外出先だけで使うのではなく、家のネット回線として使用することもできます。

通信料を安くすることができる

パソコン、スマートフォンタブレットそれぞれの端末でインターネットの契約をしている人が多いのではないでしょうか? ネット利用をすべてWiMAXにすることで、月々の通信費を安くできます。

バッテリーが長持ちする

スマートフォンテザリングを使うと、バッテリーがすぐに減ってしまいます。 しかし、WiMAXルーターなら、パソコンやスマートフォンをインターネットに繋ぎっぱなしでも、約8時間以上の使用ができます。

配線工事の必要がない!買ったその日から使用できる

光回線を契約すると、配線工事をしなければいけないうえに、工事日まで1ヶ月間も待たされることもあります。また、工事に立会う時間も必要です。 一方、WiMAXは配線工事の手間が一切かかりません。端末が届いてから簡単な操作完了で、当日からインターネットを接続できます。

通信料を気にせずに使用することができる

他社のモバイルネットサービスは、1ヶ月で7GB以上ネットを使用すると、月末まで128kbpsという動画閲覧などには使い物にならないくらいに通信速度が遅くなります。 WiMAXの『ギガ放題プラン』ですと、月にどれだけ使用したとしても、128kbpsまでは制限されることはありません。 3日間で10GBを超えたときに、翌日の18時頃から約8時間の速度制限がかかります。しかし、他社のモバイルルーターに比べたら、かなりゆるい制限といえます。 制限後でも約1Mbpsは出るため、通常のサイトの観覧なら全く問題はありません。つまり、WiMAXは速度制限のストレスを感じずに利用できるのです。

WiFiとは

WiFiとは、会社や自宅や公共の施設などで、ケーブルを使うことなく無線でインターネットに接続できる仕組みです。 WiFiを利用すると、無線の電波が届く範囲になら場所を問わずインターネットを利用できます。 また、WiFiはケーブルを接続する必要がないため、スマートフォンタブレットやゲーム機、デジタル家電まで無線で接続ができます。 WiFi無線LANという認識を持っている人も多くいますが、言葉の意味は少し異なります。WiFiは、「無線LAN」という大きなくくりの中にある規格の1つです。 一方、ポケットWiFiは、 ワイモバイル社(Y!mobile)が提供する、コンパクトで軽量なモバイルWiFiルーターです。 WiMAXとポケットWiFiのサービスや料金の違いを、表にまとめてみましょう。

WiMAXとポケットWiFiのサービス比較

  WiMAX (UQコミュニケーションズ) ポケットWiFi (Y!mobile)
対象機種 Speed WiFi NEXT W05 Speed WiFi NEXT WX04 Pocket WiFi 305ZT Pocket WiFi 603HW
下り最大速度 上り最大速度 708Mbps 75Mbps 440MBbps 50Mbps 187.5Mbps 37.5Mbps 612Mbps 37.5Mbps
連続通信時間 約9時間 (ハイスピード/ノーマル設定時) 約13時間 (エコモード/ハイスピードモード時) 約9時間 約6時間
質量 約131g 約128g 約150g 約135g
サイズ 約W130×H55×D12.6mm 約W111×H62×D13.3mm 約W117×H62×D13.9mm 約W109.9×H65.1×D15.5mm

(全て税抜き価格) WiMAX、ポケットWiFiとも、連続長時間の通信が可能となり、起動も速くなっています。通信速度の点では下り最大速度708Mbpsと、WiMAXの方が速度は速いですね。

WiMAXとポケットWiFiの料金比較

  WiMAX (UQコミュニケーションズ) ポケットWiFi
プラン名称 UQ Flatツープラスギガ放題 UQ Flat ツープラス Pocket WiFi プランL
契約期間 2年/3年 2年/3年/4年 3年
月額料金 4,380円 最大3ヶ月まで 3,696円 3,696円 4,380円
LTEオプション料 3年:無料 2年:1,005円 3年/4年:無料 2年:1,005円
データ通信量 上限なし 7GB/月 アドバンスモード設定で制限なし
特典 auスマホauケータイの利用料金が 最大1,000円/月割引 「Enjoyパック」月額料金500円/ショッピングクーポン毎月500円+お買い物ポイント5倍+パケット500円分
初期費用 登録料 3,000円 事務手数料 3,000円
速度超過後の追加料金 通常速度に戻す場合、 500MBごとに500円の追加料金

(全て税抜き価格) WiMAXの料金プランは、「UQ Flatツープラス」と「UQ Flatツープラス ギガ放題」があり、3年・4年のプランにするとLTEオプション料1,005円/月が無料となりお得です。 ポケットWiFiでは、速度制限を超えて通常の速度に戻す場合、500MBごとに500円の追加料金がかかりますが、WiMAXでは追加料金となる費用は必要ありません。 ただし、翌月1日に制限が解除されるまで待つことになります。

WiMAXとは 契約プランと対応エリア

契約プランと対応エリア WiMAXの契約プランにはどのようなものがあるか、どのエリアが対応できるかをご説明しましょう。 WiMAXとは、インターネット回線無しで、家の中でも外出先でもインターネットが利用できる持ち運び可能なWiFiルーターです。 有線回線がいらないので工事も不要。複数の端末への同時接続もできます。 ルーターを介してインターネットに接続するので、外出先でも通信エリア内であればインターネットが利用できるというわけです。 光回線のサービスが提供されていないエリアでは、下り最大440Mbpsという高速通信のWiMAXは、貴重なインターネット利用の手段になります。

「WiMAX2+」とは

WiMAX 2+は、日本においてUQコミュニケーションズがMNOとして事業展開している通信サービスです。 以前のWiMAXの速度は、下り最大13.3~40Mbps程度でした。WiMAXをより高速化したのがWiMAX2+で、最新機種は下り最大708Mbpsという高速通信になっています。 現在、WiMAXを新規で契約する場合は、WiMAX2+を契約すると考えてください。

WiMAXの契約プラン

WiMAXの料金プランは、「UQ Flatツープラス ギガ放題」と「UQ Flatツープラス」があり、3年プランと4年プランの場合、LTEオプション料1,005円/月が無料とお得になっています。 「ギガ放題」にするとデータ通信量も上限なしとなり、通信量を気にせず利用したい人には嬉しいプランです。 ポケットWiFiでは、7GBの速度制限を超えて通常速度に戻すとき、500MBごとに500円が追加されます。 一方、WiMAXは追加料金がありません。翌月1日に速度制限が解除されます。 自分はどのくらい利用するかわからないという人は、とりあえず「ギガ放題」を契約しましょう。 月額料金が3,696円となる最大3ヶ月の割引期間中に、どのくらいの通信量になるかを確認したうえで、「UQ Flatツープラス」に変更するかどうかを決めるという方法がおすすめです。

WiMAXの対応エリア

WiMAXは、空港やJR駅のコンコース、地下鉄のホームなど主な交通機関にエリアが拡大中です。 ショッピングモールや地下街などの屋内スポットも、対応可能な場所がかなり増えています。 公式HPでは、拡充したエリア情報を即時更新しています。WiMAXに対応するエリアかどうかは、以下のURLで「サービスエリアマップ」と「ピンポイントエリア判定」から確認することが可能です。 WiMAXのエリアについてもっと詳しく知りたい方は「繫がらないエリアはあるの?WiMAXが使える範囲とは」をご覧ください。

WiMAXの申し込みから契約への流れ

WiMAXの申込みから契約への流れをご説明します。 WiMAXの新規契約の手順

  • ・step1. 最初に利用可能なエリアかどうかを確認
  • ・step2. サイト内の申込みフォーム、あるいは電話から申込み
  • ・①WiMAX搭載の機器を選択
  • ・②料金プラン・オプションサービスを選択
  • ・③契約条件の確認
  • ・④個人情報を入力
  • ・⑤利用料金・購入商品の支払い方法を選択
  • ・step3. 審査後、不備がない場合は申込み完了。契約完了の確認メールが到着
  • ・step4. 最短で即日商品を発送
  • ・step5. 商品到着後、同梱のUIMカードもしくはSIMカードルーター本体に差し込み利用開始

プロバイダからの契約

WiMAXは、UQ WiMAXサイトからだけでなく、プロバイダのサイトや家電量販店などで契約することもできます。おすすめはプロバイダのサイトからの申込みです。 web限定キャンペーンを展開している業者が多いため、お得に契約できます。 サイトから申込むと、WiMAX機器は最短で即日発送されるので、すぐに入手可能です。 契約の流れは、基本的にUQ WiMAXサイトと同じですが、支払い方法がクレジットカードのみで口座振替が選択できない場合もあるので注意してください。 WiMAXのプロバイダに関して詳しく比較もしていますので参考にしてください。「あなたにピッタリのWiMAX契約プランご紹介します!」

WiMAXのメリットとデメリット

リーズナブルで外出先でも利用できるなど便利なWiMAXですが、デメリットもないわけではありません。WiMAXのメリット、デメリットについてご説明しましょう。

WiMAXのメリット

WiMAXの魅力のひとつが、月額料金の安さです。 各社「ギガ放題」を4,000円前後に設定しており、なかには2,000円台のプロバイダも存在します。 ●工事不要、到着後すぐに使える 工事不要で、到着後すぐに利用することが可能です。つまり、光回線開通の場合のような工事費もかかりません。 ●持ち運び可能 軽量・コンパクト設計で、外出先への携帯に便利です。 ●WiFiお引越し機能 面倒な再設定は不要で、買い替え前のルーターSSIDや暗号化キーなどのWiFi接続情報をコピーするだけで、前機種から引き継げます。 ●auユーザーはスマートバリューで割引に auスマホやケータイのユーザーであれば、利用料金が毎月最大1,000円割引になります。 ●スマホに比べて通信制限の条件が緩い スマホLTE契約による通信制限の条件は、ソフトバンクでは直近3日間で3GB使用まで、auは直近3日間で6GB使用までです。一方、WiMAXは、直近3日間で10GB使用までと条件が緩くなっています。 ●新規申込みキャンペーンが魅力的 各プロバイダでは、新規申込みや乗換えを検討している人向けのキャンペーンを展開しています。特にwebサイト限定のキャンペーンは要チェックです。

WiMAXのデメリット

大きな建物が障害になることがあり、ビルなどが入り組んだ場所では、WiMAXの通信速度が低下する場合があります。また、他のWiFiBluetooth機器などが多い場所でも、電波の干渉を受ける可能性があります。 ●通信制限が無いわけではない 「ギガ放題」のようにデータ通信量に上限がないとされていても、直近3日間で10GBを超えて使用すると、ネットワーク混雑回避のための速度制限が設けられます。 ●原則3年契約の自動更新 WiMAXの契約プランは、原則として3年契約の自動更新です。解約金がかからないのは38ヶ月目となるので、該当月まで解約しにくいという点があります。 ●専用ルーターが必要 スマホなどの端末だけではなく、WiMAXの専用ルーターを一緒に持ち歩く必要があります。ポケットに入るサイズですが、忘れないようにしなければなりません。

WiMAXのプロバイダ比較

UQ WiMAXと直接契約すると、プロバイダと契約しなくてもネットを利用できますが、プロバイダから契約すると、キャンペーン特典などでお得になります。 WiMAXのプロバイダは20社以上ありますので、中からおすすめのプロバイダをご紹介しましょう。 プロバイダ比較(契約期間3年の場合)

  UQ WiMAX Broad WiMAX GMOとくとくBB so-net
ギガ放題月額料金 最大3ヶ月間 3,696円 4ヶ月~4,380円 最大3ヶ月間 2,726円 4ヶ月~3,411円 1~2ヶ月3,609円 3ヶ月~4,263円 4,179円
ギガ放題以外のプラン料金 3,696円 2,726円 3,609円 1~36ヶ月3,595円 37ヶ月~3,495円
初月料金 日割り計算 日割り計算 日割り計算 無料
端末代 2,800円 0円 0円 0円
LTEオプション料 1,005円/月無料 1,004円/月無料 1,005円/月無料 1,005円/月無料
キャンペーン ・最大10,000円キャッシュバック ・Web割キャンペーンで初期費用18,857円が無料 ・乗換えキャンペーンで違約金負担 ・最大40,400円キャッシュバック ・30,000円キャッシュバック
解約金 最大19,000円 最大19,000円 最大24,800円 最大19,000円

(全て税抜き価格) 月額料金が一番リーズナブルなのは、Broad WiMAXの2,726円です。 so-netGMOとくとくBBはキャッシュバックが高額ですが、代わりに月額料金が高めとなっています。 さらに、キャッシュバックされる時期は、GMOとくとくBBが11ヶ月後、so-net は9ヶ月後で、3年契約プランのみと限定されています。 上記のプロバイダと比較すると、毎月の料金が安く、通常18,857円の初期費用が無料になるBroad WiMAX が狙い目かもしれません。 さらに、他社から乗換えを検討している人は、乗換えにかかる違約金をBroad WiMAXが負担するキャンペーンを利用するとよりお得です。

まとめ

WiMAXは、スマホタブレットなどと一緒に持ち運べば、外出先でもインターネットが利用できるモバイルWiFiルーターです。 月額料金もリーズナブルで、光回線開通のような工事も必要ありません。 お手軽さを求めて検討されている方には、到着後すぐに利用できるWiMAXの契約をおすすめします。